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皆さん、いつもごお読みいただいてありがとう
ございます。私の考えをお知らせできることを
とても喜んでいます。
また、私が毎日情報発信しております
「船井幸雄.com」 http://www.funaiyukio.com
の方も、ご覧いただけたらもっとよくおわかり
いただけると思います。
どうぞよろしくお願いします。
さて、前回お知らせしたとおり、今回は船井流の
「躾」に関してお話したいと思います。
人ほど千差万別のある種は他にないと思われます。
その生き方、考え方は、一人ひとりすべて異なって
います。とはいえ、人という一つの種ですから、共通
するパターンというものが当然あるのです。
私は多くの人を見てきましたが、
(1)基本的な躾の訓練(トレーニングし、慣れさせ、
くせづけること)をやり、
(2)教育(エデュケーション。よい特性を伸ばし、
活用する方法を教えること)を行なった後、
(3)各自が使命と役割を知り、
(4)目標を持ち、
(5)自主的に前向きに生きますと、
その人はまちがいなく「人財」になるだろうと
思うのです。
これまで、(2)~(5)については、何度かお話して
きましたが、(1)については今回が初めてだと思われ
ます。まさしく、「人財」へと成長するための基本条件
ということになります。
では、その基本的な「躾」の訓練とはどのようなこと
かといいますと、案外単純でそれなりの経験をもった
人なら誰もが行なっていることでもあるのです。
列挙しますと次のようになります。
(1)約束を守る
(2)自主的にやる
(3)逃げない
(4)自慢しない
(5)人の足を引っ張らない
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私は、特に新人育成の基本として、この「躾」の訓練を
徹底してきたように思います。
私が創業した株式会社船井総合研究所が、近年著しい
成長ぶりを見せているのも、現場において徹底的に
仕事をやり抜くことからこれらの「躾」を学ばせてきた
からだと考えています。私は、これまで自分の仕事を
「天職発想」することの大切さを説いてきました。
この5つの「躾」の上に「天職発想」をかぶせれば、
もう「人財」の門をたたいたも同然です。基本的条件が
備わっていないと、「天職発想」をし、「長所伸展」
「プラス発想」…といっても、土台のないところに家を
建てるのと同じことになります。そういう状況で、いくら
「人を育てよう…」と考えても、極めて非効率な育て方に
なることは間違いありません。
皆さんはこの5つの条件を見て、どのように思われた
でしょうか。単純明快だからこそ、案外実践が難しいと
思われた方もおられるかもしれません。
しかし、人は、できることなら自分の特性を活かして
「人財」になるべきであると思います。そう信じて、
これまでずっと言い続けてきました。「人財」が育つと、
企業だけでなく様々な組織や集団が急速に成長します。
ひいては地域が育ち、国、人類が成長することに
つながります。難しいなどと言ってはおられません。
まずは、日々実践し、日々総括することで、「当然のこと」
にしなければなりません。一方、指導的立場にある方は、
構成員をそのように教育することが何よりも望まれるでしょう。
今回は、「本物の生き方」の原点を見つめる意味で、
「躾」の重要性についてお話しました。近未来は、
おそらくすばらしい時代が来ると確信しています。
そのために今やっておかなければならないことは、
各人がその原点に立ち返ることに他なりません。
この原点をじっくり見つめなおしていただけたら、
これまでお話してきた様々な「人づくり」の考え方を
より一層ご理解いただけると信じています。
(船井幸雄談、文責・佐野浩一)


