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本物研究所社長・佐野浩一が贈る環境コラム。皆で私たちの地球を守っていきましょう♪【毎月第2木曜日掲載】


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「いただきます!」
私たちは、日々野菜や動物の命をいただいています。
その命に対する感謝の気持ちが「いただきます!」。
そして、愛情込めて料理してくれた人や、生産者や、
自然の恵みに対する感謝の気持ちが
「いただきます!」のひと言に集約されているわけです。


いろんな解釈があるようですが、私はこの考え方が
もっともしっくりくるように思います。
この「いただきます!」の精神をどんどん大きく、
深く広げていくと、私たちは、地球、人、動物、植物……、
生きとし生けるものすべてに対して、もっともっとやさしく
なれるのではないでしょうか。


近年、「いただきます!」を一人でいう子たちが増えて
いるそうです。または、「いただきます!」をいわずして
学校に出かける……、つまり朝食を食べない子たちも
増加傾向にあるようです。


平成12年度「児童生徒の食生活等実態調査」によると、
小学5年生で15.6%、中学2年生で19.9%が朝食を
食べていないことがわかります。
40、50代の男性でも、10%以上が食べていないのです。
子どもの場合は、発育や集中力の低下に影響が
出る可能性があります。家族がそろって食べられない
現状では、親子間のコミュニケーション不足にも
つながります。食は、“空腹”を満たすだけでなく、
“心”までも満たしてくれます。だからこそ、
もっともっと大事にしなければならないですよね……。


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「ごちそうさま!」
同じものを食べても、その環境によって楽しさは変化します。
6つの「こ」食化ってご存じですか?

1 個食(家族それぞれが好きなものだけを食べる)
2 固食(いつも決まったものしか食べない)
3 子食(子どもたちだけで食事をする)
4 孤食(一人きりで食事をする)
5 小食(食が細く、食べる量が少ない)
6 粉食(粉を使った主食、パン、パスタ、麺を好んで食べる)


これらは、まさに現代の食生活の悪化につながっている
要因なのです。
一方、食事内容の変化も際立っています。
昭和36年と平成16年を比べてみますと、
米類は48.3%から23.4%に半減、その逆に畜産物、
油脂類、小麦はまとめて19.2%から42.3%に倍増。
当然、栄養状況も、炭水化物が0.68倍なのに対し、
脂質が何と2.3倍に増えています。
豊かな心で、豊かな「ごちそうさま」をいえる環境を、
大人として、社会として整えていかねばなりません。


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この一年間、地球の抱える危機的状況、克服すべき課題、
私たちができるちょっとした工夫、暮らしのあり方、
ロハス的視点、そして食のあり方など、思うままに
書かせていただきました。いよいよ最後にお伝えしたい
ことは、家族のあり方。


とにかく気忙しく、殺伐とした世の中になってきました。
しかし、原点を忘れてはいけませんね。自分のまわりの
人を大事にできなければ、地球を大事にすることなんて
できません。まずは、私たちそれぞれにもっとも近しい
家族を大事にしたいですね。

「おかえりなさい!」
貴方のお家は、必ず貴方を待っていてくれます。
だから、「お家にかえろう!」


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最後になりましたが、これまでお読みいただいた読者の皆さん、
拙稿に毎回華を添えてくださった赤池キョウコさん、
編集担当の高岡良子さん、いつも陰ながら応援してくださった
T・Kさん、本当にありがとうございました。
これにて千秋楽。

でも、
私たちの地球キラキラ星計画はこれからも続きます。


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月刊フナイ☆メディアより転載)

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「えっ、またロハスのお話?」
そういわないでください。これで最後です。
もう一度ロハスのまとめを……。


1,健康的な暮らし
「食べる」「動く」「考える」「眠る」といった
一連の活動が健康的であること。


2.自然環境への配慮
快適で、健康な暮らしを実現するためには、
私たちだけでなく、取り巻く自然環境も“健康”で
なくてはなりません。


3.五感を磨こう
ロハスのあり方は、人の数だけあります。
自分にとって必要か、必要でないか、つまり「本物」で
あるかどうかを自分の感覚で見極める力が必要です。


4.古いものと新しいもの
最先端の技術だから“よい”というわけではありません。
新旧それぞれのよいところ、必要なところをバランス
よく選び、融和させることが大事です。


5.つながりを意識する
社会も環境も、すべて自分とつながっています。
口にする食べ物がどこから来たのか? 
捨てたゴミはどこへ行くのか? この商品を買ったり、
消費し続けると、地球にどんな影響を及ぼすのか?
いつも、“その先”に何があるのかを考えてみたい
ものです。


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さて、今回は「食」について考えます。
「皆さんの好物は何ですか?」
私の好物を恥ずかしながら告白します。
カレーライス、ハンバーグ、エビフライ、ミンチカツ、
天ぷら、味噌ラーメン、ハンバーガー……。
想像しただけで胸焼けしてしまう方もおられる
でしょうね。


しかし、わが家ではこうしたメニューを口にすることは
めったにありません。手前味噌ながら、健康を気遣う
妻のちょっとした配慮なんですね。ほおっておけば、
さっきのようなものばかり食べてしまうので、せめて
家では……ということなんだそうです。ありがたいこと
です。

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そもそも、日本人は穀物、野菜、発酵食品
(醤油、味噌、漬物など)中心の食生活をおくって
きました。戦前は「一汁一菜」が基本だったのです。
私の好物については、「欧米かっ!?」って、
頭をポンとやられてしまいそうです。


調味料の消費量について、とってもおもしろいデータが
あります。
20年前に比べて、醤油は約40%減、味噌も約30%減。
反対にドレッシングは約2倍、マヨネーズは約20%増と
なっています。食の“欧米化”がさらに進行していることが
ここからもうかがわれます。


もともと日本人の腸は、欧米人よりも20%近く長く、
食べたものが排出されるまでの時間が長いのだ
そうです。食物繊維が豊富な穀物や野菜は、
腸内細菌のエサとなり、腸内環境を良好に保つのに
貢献してきました。その反面、欧米食に多い肉は、
腸周辺の脂肪層を厚くし、腐敗しやすく、長い腸内の
環境を悪くしてしまうようです。私たちは、もう一度
日本食を見直す必要がありそうです。


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現代の食事は、極論すれば食品添加物のオンパレード。
お味噌一つをとっても、まるで“お味噌味の食品添加物”の
ようなものが存在します。一方、外食をすると、どうしても
脂っこいものを食べてしまいがち。油は酸化するので、
体が酸化傾向になってしまいます。一人ひとりがより
健康を意識すること。
これも、立派な「地球にやさしいロハス」の考え方です。
できる限り、体によいものを「自ら選んで食べる」ように
したいものです。


近年、一人でご飯を食べる子どもたちが増えている
そうです。好きなもの、決まったものしか食べない
傾向も強いと聞きます。子どもたちのためにも、
家族で食べる安心安全な食を、社会的課題として
真剣にとらえたいと思います。
「スローフードを家族で食べよう!」
食事本来の楽しさや喜びを実感したいですよね。
だから、お家にかえろう!


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月刊フナイ☆メディアより転載)

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元々、冷蔵庫なんてなかったのです。冷やすと
長持ちすることを知り、最初は氷で冷やすことから
始めました。しかし、氷は溶けるので、多くのものを
保存することはできません。


そこから、「ずっと溶けない氷」として、冷蔵庫が
生まれました。それで、たくさんのものを長期間保存
できるようになりました。こんなところからも、
結果としては「もっと、もっと」の感性を肥大化させる
ことになったようです。文明の発展によって、私たち
人間は、数多くの便利さを得ましたが、必要のない
ものまで手に入れてしまう習慣がついてしまいました。
それが、ゴミの量の飛躍的な伸びにつながっていると
いっても過言ではないと思うのです。


自然界には、私たちが使っているような冷蔵庫は
ありません。自然界の動物たちは、一度に食べる
ものを、食べられるだけしか捕りません。
そもそも保存という考え方がないのです。自然か
不自然かといえば、どうも私たちは同じ動物としては、
不自然なことばかり、ムダなことばかりやっているの
かもしれません。
でも、私たちはもう手放せないんですよ、冷蔵庫が……。


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いまの“あたりまえ”を見直すことから、ロハスは
始まります。
限りある資源とよくいわれます。でも、「ある」ことが
あたりまえなので、私たちは「ない」ことを想像できなく
なっているんですよね。
たとえば、エアコンがなかったころは、扇風機に風鈴、
水打ち、すだれなど……、風情がありました。
日本独特の情緒がありました。「ある」と「ない」は
表裏一体。そういう意味では、日本には、元々とっても
ロハスな暮らしが“あった”のです。こうした暮らしは、
いまでも諸外国に残っていますよね。


そこでは、いまの暮らしが「あたりまえ」なんです。
こうした異なる「あたりまえ」を見比べて、どちらが
自然かを考えてみたいと思います。滅びた文明は
あっても、(部分的な破壊は除いて)自然はこれまで
ずっと続いてきたのです。
昔に帰ろう、自然に帰ろう。そう思います。まったく
「ない」は不可能でも、ムダなものが「ない」は、志向
できると思うのです。「ない」のが「あたりまえ」の
時代が、確かにあったわけですから。


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自分の家をキレイにするのはあたりまえ。でも、水や
空気を汚すような暮らし方では意味がありません。

自分の家さえ片づいていれば、あとは野となれ、
山となれ!これも本来、不自然です。自分のことは
「あたりまえ」。でも、まわりの人たちのことも
「あたりまえ」に考えたいものです。


現代のロハスの考え方は、「安全なものを食べ、
環境に配慮した商品、公正な貿易によって輸入された
商品を使おう。そのためには、目先の値段ではなく、
将来自分と自分の子孫に跳ね返ってくるコストを考え、
自分の住む地域の環境ばかりでなく、遠い国に暮らす
人々の暮らしのことまでも考えていこう」というもの。
ここでも、しっかり「あたりまえ」の見直しが前提と
なっています。


経済の発展によって、企業も人も目先の利益ばかり
考える世の中になってきています。
でも、いま必要なのは、10年後、100年後の地球を
見据えた暮らし方。そうでないと、地球も地球上に
住む生物も、命をつなぐことができなくなりそうです。
本当の利益が何かを、いまこそ見失ってはいけないと
思います。


ロハスを知って、あたりまえにロハスしましょう! 
私たちが過去100年間に失ってきた数々のものを
もう一度この手に取り戻しましょう。「便利で効率がいい、
だけどなぜか虚しい」という、現代人の心のスキマ。
それは、「昔に帰る」「自然に帰る」ことで満たしてくれる
ように思えてなりません。


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月刊フナイ☆メディアより転載)

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ウルトラマンは、ロハスだと思います。毎日あんなに
でっかい体で生活していたら、いったい何を、どれだけ
食べるんだろうかとかなり心配です。普段、“人間”の
小さな体でいるのは、「地球環境に配慮しているんだ!」
と大マジメに子どもに説明したことがあります。
(不思議なくらい、納得していました)その点、ゴジラや
ガメラは問題です。平時はどこにいるのか知りませんが、
尋常じゃないくらい食べてるはずですね。しかも、登場
しては火を噴く、建物を壊す……。


実在する私たち人間や動植物は、うまく地球環境との
調和がとられるようにつくられたんだとつくづく納得して
しまいます。しかしながら、その人間が、文明と経済の
発展ともに相当ムダ遣いをするようになってしまいました。
それを元に戻そうとする志向から、「ロハス」の概念が
生まれてきたといってよいでしょう。


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「ロハス」とは……、
Lifestyles of health and sustainabilityという英語の略。
日本語に訳すと、「健康と持続可能な社会に配慮した
ライフスタイル」ということになります。
はじめて耳にした
とき、よい響きでカッコイイ言葉だなと思いました。たとえ、
「ちょっと新しいから」とか「ちょっとカッコよさそうだから」
という超シンプルな理由で若者たちがロハスを求めたと
しても、明るい未来と地球のためにはおおよそそれでいい
と思っています。
とにかく、肩ひじ張っていては、いつまでも何も変わらない
ように思えてしまうのです。


これまでも述べてきたように、いまの
「大量生産、大量消費」型社会が続くと、環境はおろか
地球自体をも壊してしまうことになりそうです。
私の勝手な定義は、
1 ムダ遣いをしない、
2 自分勝手をしない、
3 いまだけでなく、未来のことも考えて生活する。

ざっとこんな感じです。


では、ここで、本当の成り立ちを振り返ってみたいと
思います。
1998年、アメリカ国民の消費行動の意識基準が、
それまでとは全く異なった新しい方向に変化していると
発表されました。発表したのは、ポール・レイとシェリー・
アンダーソンという2人の学者です。
この概念は、エコロジーや地球環境、人間関係、平和、
社会正義、自己実現や自己表現に深い関心を寄せ、
消費行動やライフスタイルの規範とするということです。


彼らは、その新しい意識・価値感を持つ人々、または
その概念そのものに「カルチャラル・クリエイティブ」と
名づけました。
さらには、これに注目した企業が、消費行動に焦点を当て、
エコ商品の開発を進めたり、環境をテーマにしたビジネスを
展開したのが、「ロハス」 という言葉の始まりなんだそうです。


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いまの私たちは、「安ければいい」「効率がよければいい」
という感覚に浸りきっています。でも、よく考えてみませんか?
地球がボロボロで、自分たちだけ健康なんてあり得ません。
健康と地球環境は密接に関係しています。

ですから、
「自分や他人のカラダに悪い影響を与えないか?」
「地球環境にとってマイナスにならないか?」を考え、
それによって消費や行動を選択する必要があるのです。


「ロハス」という概念に含まれるものとは、具体的に、
「オーガニック・フェアトレード・地産地消・グリーンコンシューマ・
環境保護運動・エコツーリズム・リメイクやリフォーム・代替/
省エネルギー・コジェネレーション・環境や社会への貢献の
高い企業への投資・ホリスティック・東洋医学・リユース・
リサイクル……」といったモノやコト。


要するに、閉じた思考ではなく、周囲のこと、使ったあとの
こと、地球の裏側のこと……など、思考の幅を広げてみる
ことから、ロハスは始まると思うのです。まずは、生活や
仕事の中で、しばし立ち止まる時間が必要なんだと思います。


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月刊フナイ☆メディアより転載)

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パンダってかわいいですよね!恥ずかしながらも、
実は大好きなんです。でも、どうやら絶滅の危機に
あるとか……。パンダファンとしては心配なので、
ちょっと調べてみました。

ガーン! 

ジャイアントパンダは、世界で最も絶滅の危機に
ある動物でした。
中国政府が管理する自然特別保護区に1000頭と、
動物園に100頭しか残っていません。「中国の国宝」
であるにもかかわらず、密猟や生息地の減少に
脅かされているのです。


もともとジャイアントパンダは中国南西部の中心の
人里離れた山岳地帯に住んでいました。大人の
パンダは1日14キロもの笹を食べ、食事に12時間も
費やすそうです。ところが、最近パンダの生息する
地域に人間が移り住み、竹林が切り倒されてしまい、
食料が激減しています。密猟者も後を絶ちません。
1980年代には、笹が大量に枯れ、150頭以上の
パンダが飢え死にしたそうです。WWFの報告によると、
1974年から1989年の間に、パンダの生息地は何と
半分に……。

また、1999年の省内の調査では、1987年以降
ひとつの郡における生息地が30%も減ってしまって
います。
中国では、パンダの生息地問題の解決は困難を
極めています。


人口が13億(2005年、中国国家統計局)を超える
ため、土地や自然資源がいくらあっても足りません。
そのため、中国政府は11の自然保護地区を確保し、
密猟者には終身刑を課すことにしたそうです。
どうか、この政策の成果に大いに期待したいと思う
今日この頃です。

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ワシントン条約。正式名称は、「絶滅のおそれの
ある野生動植物の種の国際取引に関する条約」。
2006年までに、169ヶ国がこの条約を批准して
います。そして3万種以上の野生動植物に対して、
様々な保護を施すことになりました。

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しかしながら、ホ乳類全体の1/4、鳥類の1/9、
生物全体としては 実に1/4が絶滅の危機に
さらされているといいます。また生態系の破壊に
より、約2千万種の生物のうち、毎年5~15万種
(毎日 100~300種)の生物が今も絶滅し続けて
いるのです。


ジャイアントパンダも、この国際条約に守られている
種のひとつ。それでも、前述したように、パンダを取り
巻く状況は極めて厳しいわけです。このままいくと、
いずれ地球上からパンダも絶滅し、“過去の動物”
などということになってしまいかねません。動物界の
アイドルですから、救える可能性が残されているうちに、
正しい処置を施したいものです。それも、できうる限り
大きな範囲で、一人でも多くの人々が関わっていく
べきなのでしょう。

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“人間様”には関係ない……。
そう思っていたら大間違いです。19世紀までは、
食糧や毛皮、羽毛などの生産を目的とする乱獲に
よって、特定の種だけが絶滅しました。
しかし、現在は、森林伐採、湖沼や河川の埋立て、
海や河川の汚染、農薬などによる土壌汚染……等、
複合的な要因によって、動植物の生態系が根こそぎ
破壊される状況にあります。


一方、熱帯林の破壊も深刻な問題となっています。
自然淘汰の 1万倍の速度で絶滅が進んでいるとの
指摘もあります。環境破壊や開発の加速を考えると、
種の絶滅は予測不可能なスピードで進行しています。
種の絶滅はその場の生態系の崩壊を意味します。
つまり、人類を含めた生物の全滅につながる可能性が
否定できないということなのです。だから、パンダの
問題は、私たちの問題なんです。


パンダを救おう! 地球を守ろう! 
より環境に配慮した生活を目指すべきです。
おしゃれでロハスではなく、本来的なロハスの実行が
求められています。


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月刊フナイ☆メディアより転載)


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今月のテーマは食糧についてです。
次の数は、何を表すと思われますか?
1 4~5万人
2 300kgと180kg
3 28%
4 5800万トン
5 1940万トンと1200万トン
いきなりこんな数字を見ても、皆目見当がつかない
ですよね……。
今回は、これらの数字をもとに、食糧問題について
お伝えしていこうと思います。
まず、皆さんに知っておいていただきたいことは、
①の答えです。これは、飢餓が原因で1日に亡くなる
人の数。


何と、1分で約35人の人々が、お腹をすかせたまま
亡くなっているんです。いま、地球上では、本当に
それほど食糧が不足しているのでしょうか? 
検証してみます。
たとえば、穀物は年間に約20億トン生算されています。
世界の人口65億人で割ると……。一人当たり約300kg。
ちなみに、標準量とされているのは、180kg。
えっ、十分足りているはずじゃない!


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私たち日本人は、必要なカロリーより、何と26%も多く
食べています。実は、私たちのように、食べたいものが
いつでも十分手に入るのは、世界人口の約20%に
過ぎません。私たちは、いつも“食べ過ぎている”のです。
一方、穀物を食べるのは私たち人間だけではありません。
先進国では、何と全体の60%が家畜のエサになって
います。


たとえば、
牛肉1kgを作るために、8kgの穀物。
豚肉1kgに対し、穀物4kg。
鶏肉1kgに対し、穀物2kg。
世界の一握りの人たちが口にするお肉を生産するために、
大量の穀物が使われているのが現実。
結局、世界の20%に満たない先進国に住む人間が、
世界の約半分の穀物を消費しているということになります。


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日本の穀物自給率をご存じですか?
何と、28%(農水省食糧需給表)。つまり、70%は輸入に
頼っています。そうして、年間約5800万トンを輸入しながら、
実はその3分の1にあたる1940万トンは捨てています。
えっ、捨てている? これこそ、驚愕の事実です。
パッと思いつくのは、外食産業からの大量廃棄。
いえいえ、それだけではありません。その半分以上に
あたる約1200万トンは、各家庭からの廃棄。
すなわち、“残飯”です。


日本は、残念ながら、食糧の70%を輸入する一方、
世界最大の残飯大国なんですね。食べ過ぎ、買い過ぎ、
捨て過ぎの3拍子そろった“マルチプレーヤー”。
ということは……、食糧輸入が止められてしまったら
いったいどうなるのでしょう? これには、恐ろしい試算が
あります。「その1年後に、3千万人以上が餓死する」
のだそうです。地球上のみんなで食糧を分け合う意識が、
何より必要だと思います。


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これで、すべての答えが出そろいました。確認しておきましょう。
1 飢餓のため、1日に亡くなる人の数
2 日本人の一年間の穀物摂取量と世界レベルでの標準量
3 日本の穀物自給率
4 日本の一年間の穀物輸入量
5 日本の一年間の食糧廃棄量と家庭からの廃棄量
いかかですか?


いかに、私たちがムチャなことをやり続けているかが
おわかりになると思います。メタボリック症候群や
肥満が話題視されていますが、まずは食べる量を
少し減らすことも対策の一つです。そして、ムダな
買い物、食べ残しをしないこと。健康のためにも、
肉や季節外れの食材を減らすこと。私たちのまわり
には、世界的には考えられない「もったいない!」の
山が積み上がっているのです。

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月刊フナイ☆メディア1より転載)

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「お水を買うなんて……?!」
ボトル入りのミネラルウォーターが登場したころ、
そう思った方も少なくなかったようです。
水道蛇口や水道管自体に取り付ける浄水器
なども、当時は超ぜいたく品だったように記憶
しています。

今では、お水を買うことはあたりまえになり
ました。よいお水を求めて、消費者である
私たちは、よりよいものに対するアンテナを
広げているのが現状です。同じような現象が
再び起こりうるとすれば、次は空気ではないかと
思っています。


空気清浄機、マイナスイオン発生器など、
よりよい空気を求める風潮は高まっています。
酸素バーなどが繁盛しているのを見ると、
もはやよりよい空気は、“買い求める”時代に
入ったと言わざるを得ません。このままいくと……。
日常生活に酸素ボンベが必要な時代が来る
かも知れません……。

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私たちが飲み水として利用できる水は限られて
います。実は、全体の98%が海水で、淡水は2%、
その大部分は南極や北極の氷山などで、私たち
陸上生物が利用できる水は全体の0.01%にも
満たないのです。
仮にこの水が枯渇したリ、
汚染されるとどうなるでしょうか?


答はカンタン。すべての生物が絶滅します。
日本人は平和ボケしているとよくいわれます。
私たちは“普通に”水を使い、飲んでいます。
しかし、水不足に困っている人々は何とこの
地球上に約17億人もいるのです。


不衛生な水しか得られないために、実は毎日
6千人(年間200万人以上)もの人々が亡くなって
います。(国連水資源報告書)

水不足の地域では、干ばつや地下水の減少、
湖沼が小さくなるなど、食糧を作るための
農業用水や飲み水さえ十分に得られなくなって
います。


ちなみに、1kgの穀物の生産には、普通その
千倍以上、つまり1トン以上の水が必要です。
水不足は、そのまま食料不足へとつながります。


近年の人口増加に伴い、食糧を増産するため、
乾燥地帯で灌漑農業が広がっています。
このことで、さらに大量の水が必要となりました。
黄河やアラル海が干上がった原因は、上流域で
大量の水を河川からくみ出したため引き起こされた
のです。

世界の食糧生産の4割以上を支えている
灌漑農業は、その生産量を維持することが難しく、
このままでは大規模な食糧不足は避けて通れない
ようです。

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病気になってから、健康の大切さを実感するとはよく
いわれることですが、世界的に水が不足するように
なってから、水の存在に感謝しても、ときすでに遅し……。


国連の調査によれば、2025年には50億人が飲み水
にさえ不足すると予測されています。
まずは、“水”という存在自体に感謝したいものです。
その感謝すべき水の消費量を減らすためにも、節水に
努めたいですね。まず、蛇口をこまめに締めること。
これがすべての基本。「有限」だと意識すれば、節約は
案外カンタンです。


お風呂の残り湯を、洗濯などに活用する。シャンプーや
台所用洗剤の量を減らす。洗車の回数を減らす。
ベランダなどで雨水をためておくと、お花などの水やりに
使える。トイレでの水洗回数を減らす。
……など、など。


私たち日本人は、一人一日あたり、直接的、間接的に、
2千ℓもの水を使っています。
これは、中国の約2倍、
最低必要量といわれる30ℓ(カンボジア、エチオピア
などの使用量にあたる)の何と66倍以上! 
感謝すれば、減らせる?!マジメにそう思っています。


大人がそうすれば、子どもたちも感謝してくれる。
これが水を大切にする基本線だと思うのです。


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月刊フナイ☆メディアより転載)


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マイお箸を持ち歩いていると……。
「割り箸の材料には間伐材(健全な森林の育成の
ため、不要なものを伐採してできた材木)を使って
いるので、森林破壊にはつながらないんだよ……。」
こんな意見を時折いただきます。マイお箸は、
まだまだ“目立ってしまう”世の中です。


これだけを聞くと、「なるほど、そうなんだ……」と
思ってしまいます。でも、とりあえず“使い捨て”は
もったいないと思い、家族ぐるみ、会社ぐるみで
やり続けています。また、お客様へのお土産として、
マイお箸をプレゼントさせていただいています。


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さて……。木は切った方がよい? 木は切らない方が
よい? いったいどちらが“正解”なのでしょうか? 
ここで整理したいのは、自然林から切り出されたのか、
それとも人工林からなのかということです。人工林なら、
切らないと、森林全体の生育に関わるわけで、
・・本当に間伐材の活用なら、有効利用と考えられます。
(実際に大学生協などでは、間伐材割り箸が年間
約30万膳納入され、また大手コンビニでも採用されて
います)しかし割り箸は、毎年250億膳使われ、
そのまま捨てられているのが実情。しかも、その97%は
中国などからの輸入材。つまり、“無駄な木材の
有効利用”とはなっていないのが事実です。


森林には大切な働きがあります。

1 洪水を防ぎ、渇水を緩和するという機能。
2 水を浄化する働き。
3 土砂が流れ出るのを防ぐ働き
4 大気中の二酸化炭素を吸収し、固定する働きをしており、
地球温暖化を防ぐのに役立つ。
5 空気を浄化し、騒音を防ぐなど、快適な生活環境をつくる。
こうした働きで、私たちを守ってきてくれたわけですね。

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ところが、今地球では、急激な森林破壊が進んで
います。その主な原因は、先進国による商業伐採。
途上国で伐採された木材の大部分は先進国へと
運ばれ、大量消費されます。さらに、森林を切り開き、
工業団地や農地(換金作物のためのプランテーション農業)、
リゾートが多数作られ、どんどん破壊が進むばかりです。


我が国は、緑の多さでは世界第2位。一方、
世界有数の木材輸入国でもあります。
すでに60年代
にはフィリピン、70年代にはインドネシアの熱帯林を乱伐。
80年代にはマレーシア、今はパプアニューギニア、
オーストラリア、シベリア、カナダなどから大量に輸入
し続けています。現地を経済的に潤わせてきた
かもしれませんが、その分大事な地球環境を徹底的に
犠牲にしてきたといえます。


今や、熱帯林の95%はすでに危機的な状態。アマゾン
など地球上の主要な森林は、今後50年ほどで砂漠化
すると予測されています。森林を失ったため、自然災害に
見舞われ、砂漠化や土壌浸食で農業生産が落ち込み、
水や薪炭の不足に苦しめられ、今後の存続さえ危ぶまれる
国々もたくさんあるのが現実なのです。


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 「割り箸は要りません。袋も要りません。」 
うちの子供たちの決まり文句です。ファミレスなどで、
時々、「あ、お家に忘れてきた。ごめんなさい……。」
なんていうことも実はありますが、できるだけムダな
ものは使わない、いただかないようにしています。


 “砂漠化”するほど、私たちは木を切ってきました。
その分植林が進めばまだ救いがあるのですが、
現実はまったく追いついていません。木を切り
つくしてきた代償は、そんなに甘いものではありません。


先述した森林の働きがなくなれば、私たちの地球が
これからどうなるのか、簡単に予測がつくと思われませんか?
だから、せめて明るく「マイお箸」!
みんなでやれば、まだ何かを変えられるかもしれません。


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月刊フナイ☆メディアより転載)


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 中学一年生を担任した年、文化祭で空き缶のド
ラえもんを制作したことがあります。背丈にして約
3メートル。何と数千個の空き缶を使いました。


 最初の苦労は、空き缶集め。家庭から出る空き
缶をみんなで持ち寄りました。びっくりするくらい
集まったのですが、それでも全然足りません。そ
こで、学校周辺の美化活動もかねて、空き缶拾い。


道端に落ちているものから、ゴミ箱の中まで……。
そこで、出てきた問題は、空き缶の中の吸殻や
残ったジュースでした。学校に持ち帰り、中身を
出して、キレイに洗うことになりました。


 「捨てるときに、せめて中はキレイにしておきた
いね」「これだけの空き缶、よく考えるともったいな
いね」「空き缶はこのあとどうやって処理されるの
だろう」 いろんな意見や感想が出ました。


 文化祭後、完成したドラえもんを処理施設に持
ち込み、授業でリサイクルを取り上げたことはいう
までもありません。

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 ゴミ処理は深刻な問題です日本のゴミ焼却場
数はダントツで世界一。毎日一人1キログラムの
ゴミを出しており、年間で一家庭から1~2トンの
ゴミが出ます。その大半が焼却処分されるのです。

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 ちなみに、ごみ焼却量はヨーロッパの環境先進
国の10倍以上、ダイオキシン排出量も世界一。恥
ずかしい世界一です。
ゴミは燃やすと量は減りま
すが、根本的な解決にはなりません。日本のゴミ
処理事情。どこか間違っているような……。


 4Rってご存知でしょうか? これはヨーロッパの
ゴミ処理の原則で、ゴミを大幅削減することに成
功しています。

 まずは、Refuse(やめる)とReduce(減らす)。
ゴミは企業責任であり、すべての生産物を最終
処分しなければなりません。


 そのため、企業はゴミになるものは作らず、売ら
なくなります。また、ゴミは市民責任で、ゴミの量
に応じて処理代を払わなければなりません。その
ため、市民がゴミになるものを持ち帰らず、買わな
くなります。


その結果、野菜や果物や卵などは、スーパーでも
バラ売りがあたりまえ。買い物袋を持って買い物
に行くのもあたりまえです。


 次は、Reuse(再使用)。たとえば、ペットボトル
は使い捨てでなく、何度も再使用が原則。店で回
収をして、メーカーが洗浄し中身を詰めて販売しま
す。容器をお店に持って行けば、中身だけ量
り売りしてくれるしくみもあるんです。

 これら3つのRでゴミを減らすことが、まず大前提。
その後にRecycle(リサイクル)となります。 
残念ながら日本では大量生産・大量消費・大量
廃棄・リサイクルが現実。これではゴミは減りません。

リサイクルはもちろんよいことですが、そのために新た
な工場やエネルギーが必要となり、決して地球にやさ
しい方法ではないのです再生品をつくるよりは、再
使用。そもそも、リサイクルすべきゴミを減らすことを
考えなくてはならないのです……。

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 こうした日本の現状を知り、まずできることからやって
みたいものですね。


 紙袋や本のカバーなど過剰な包装は断る。コンビニ
などで、買い物袋を断る。 使い捨ての物や食品トレイ、
パックなどを避ける。(やむなく手にしても、生協さんで
はリサイクルしてくれます)再生品や繰り返し使えるも
のを選んで買う。割り箸でなく「マイお箸」を使う。コピー
やメモ用紙は裏紙にする……など。


 捨てるものを作らない。捨てるものを買わない。再使
用を励行する。
これが原則とはいえども、なかなか難し
いのも現実。しかし、ちょっとした意識や行動の変化か
ら大きな変革が生まれてきたことも事実です。みんな
でゴミ削減!! 


私も、会社ぐるみ、家族ぐるみで楽しみながらやり続け
たいと思っています。未来を担う子供たちも巻き込みな
がら……。


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月刊フナイ☆メディアより転載)


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 昭和40年代。わが家の経済事情も手伝ってか、
何日も同じ服を着て、幼稚園や小学校に通うのは
あたりまえ。


 まわりもよく似た状況でした。汚れたら洗濯する。
まさにその感覚。大きくなったら着られないからと、
母は破れたところを何度も繕ってくれました。鉛筆
だって、キャップをつけても書けないくらいに短くな
るまで使いました。下じきも、割れたら、テープで
貼って使っていました。


小学校3年生から使っていた私のソロバンは、い
までも母が使っています。「もったいない」が、暮
らしの基本でした。小学校に入ったころのこと。
帰宅して、学校に傘を忘れてきたことを、母に伝え
ました。「探しに行って来なさい!!」 仕方があり
ません。


すぐさま、走って学校に戻ったものの、見つかりま
せん。新品の水色の傘。びっくりするくらい叱られ
た分、今でも鮮明にその傘のことを覚えています。
それからも、いろんなものを取りにやらされました……。
時を経て、モノを大事にする習慣は、いつしか私の
心にどっしり根づいたように思います。



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 そもそも、「もったい(勿体)ない」とは?「勿体」
=「大切」「重要」という意味ですから、つまりは
「大切にしない」「粗末にしている」ということ。
それ
が転じて、無駄にしてしまったり粗末に扱われたり
するのが惜しいという意味で使われるようになった
そうです。


ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさん
(ケニアの女性で環境副大臣)が、「もったいない」
という日本語に感銘を受け、「MOTTAINAI」という
言葉を環境保護の合言葉として世界に広めようと
決意されました。


いま、国連などで世界に発信しておられます。私
たちも、身のまわりの「もったいない」を少しでも
解消できるように、ちょっとした工夫をしたいもの
ですね。

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 実は、100年ほど前までは綿や麻を自給してい
ました。しかし現在では輸入に依存し、繊維の自
給率は35%。国内での衣類の生産も減少し、年
間約30億着も輸入しているのだそうです。


糸の原料となる綿花や羊毛は、商業ベースでは
100%輸入。もちろん、化繊の石油は100%輸入
です。現在、日本ではわずかに生糸が生産され
ているだけで、衣類の自給率は1%程度というの
が現状です。



しかも、日本全体では、年間約40億着の服・下着
などを購入し、ほぼ同じくらいの衣服を捨てている
といいます。


もったいない! でもこれが事実。


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 わが家は、ありがたいことに、妻のお友だち関係
から家族ぐるみのおつき合いに発展するケースが
多いのです。


奥さんどうしでいろいろ分かち合ったり、工夫してい
るものがあり、「スゴイな!」って尊敬してしまいます。
その一つが、おさがりネットワーク。


子どもたちの服って、成長が早いから、すぐに着られ
なくなります。そのまま捨てるのは、もったいない!
 だから、もらってもらいます。つまり、おさがり。よく
知っているから、「この服は、~ちゃん」「このズボン
は、~ちゃん」って、きちんとサイズまで考えて“種
分け作業”を行います。


もちろん、うちにも宅急便でおさがりが送られてきま
す。「あ~、これ…くんのだ!」って、憧れのお兄ちゃ
んのおさがりをもらって、喜ぶ長男。「あ~、…ちゃん
が着てたお洋服だ」って、早速着替えはじめる長女。


実は、私が幼いころ着ていた服のいくつかを母が取
ってくれていました。「パパのお洋服、また会えたね。
おかえりなさい!」モノを大事にすると、心があった
かくなるんです。人と心をつないでくれます。




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月刊フナイ☆メディアより転載)

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 昨年の夏、クール・ビズが日本国内に鮮烈なデ
ビューを果たしました。私たちも、早速導入し、一
年が過ぎようとしています。地球温暖化対策のひ
とつとして、「ノー上着、ノーネクタイ」で、地球環境
にやさしい働き方をしようというもの。当時の半そで
シャツの売れ行きといったら、びっくりするほどでし
たね……。
 
 国会議事堂にも旋風を巻き起こしました。週刊誌
にも、写真つきでボロクソに書かれるかわいそうな
センセイ方もおられました。それでも、みなさん、今
年も堂々と続けておられました。それにひきかえ、
ガンとしてネクタイをおやめにならないセンセイ方も。
小泉さんに対する賛否両論はあれど、よいことなら
みんなで一緒にやってもよかろうと思います。


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 暑いと上着を脱ぎますね。ネクタイだって外すこと
があります。だったら、「はじめからしないでいきま
しょう」っていうこと。小池百合子氏がいわれるように、
男性がネクタイを外すと、女性がひざ掛けなしにオフィ
スで仕事ができるわけです。暑い人もいれば、寒い人
もいる。でも、「ちょっとだけ他人のことも考えましょう、
そして実は地球環境にもいいんですよ」というスタンス
は、とってもカンタンでわかりやすいと思うのです。


 一方、「チームマイナス6%」も、ずいぶん定着した感
があります。京都議定書の目標達成のため、CO2削減
を目的として、次の6つのプランが提案されました。

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ACT1:温度調節で減らそう
(冷房は28℃、暖房は20℃に設定しよう)
ACT2:水道の使い方で減らそう
 (蛇口はこまめにしめよう)
ACT3:自動車の使い方で減らそう
(アイドリングをなくそう)
ACT4:商品の選び方で減らそう
 (エコ製品を選んで買おう)
ACT5:買い物とごみで減らそう
 (過剰包装を断ろう)
ACT6:電気の使い方で減らそう
(コンセントをこまめに抜こう) 
 


いかがですか? ちょっと工夫すればやれることばかり
じゃないですか?
 
 家庭でも、コンセントを抜いて寝るだけで、電気代がけ
っこう違うんです。電気代が安くなる=電気の使用量が
減っているということ。電気の供給量をどうやって増やそ
うかって議論する前に、使う量を減らすという考え方は、
これからの時代にとても必要な視点だと思います。

水だって、ちょっと工夫すれば減らせます。出しっぱなし
にしていた蛇口をこまめにしめたら、あら簡単!これだけ
で何リットルものお水が節約できます。要は、一人ひとり
がちょっと気をつけるだけで、環境問題における「百匹目
の猿現象」を起こせるように思うのです。

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 日本は京都議定書を批准したことで、2008年からの5
年間、各年の温暖化ガスの排出量を、基準年である1990
年比平均6%減らす義務があります。しかし、速報値に
よれば、総排出量は基準年比7.4%増えており、削減目
標と比べ、13%以上も超過している。環境先進国!?
日本が目指しているのは、確かそうでしたよね? 

はっきりいって、このままだと「アホか!」といわれます。
森林による吸収量や京都議定書に基づくあらゆる削減
方法を活用しても、まだあと8%排出量を減らす努力が
必要となるそうです。これは、全国民が一ヶ月間全くエ
ネルギーを使わない生活に相当する膨大な量でなんです。

季節は秋。ネクタイ&スーツスタイルがまた街に戻ってき
ました。でも、決して忘れてはいけません。環境対策は夏
だけの季節行事ではないことを。マジメに「マイナス6%」
に取り組まなければ、日本は諸外国から置いてきぼりをく
うことになってしまいます。お世話になっている地球にせめ
てもの感謝のしるしを行動で示したいものですよね。

(文責 佐野浩一)

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月刊フナイ☆メディア1より転載)

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