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モノマネやコスプレで、本人顔負けというのもよく
あることです。しかし、やはり本家本元にはかない
ません。
本人や実物と比べてみると、「本物」と「ニセモノ」
の違いはやっぱり歴然としたものがあるのです……。
前章で、外面と外面からとらえた船井会長の「姿」
を書き並べてみました。船井流即時業績向上法の
中にあるように、モデルとなるものを徹底的にマネて
みる姿勢は重要です。たとえ、結果は似て非なる
ものであっても、とりあえずプラスには働くのではない
かと思っています。
そうした点では、まず行動として具体的な表現を
行ってみることが必要なのです。
やってみて初めて、足りないものが見つかるように
思います。私もこれまでいろいろ試してみました。
決して否定せず、(一見?)素直に話を聞いてみる
フリをしたり、あえてこだわらないようなフリをして
みたり……。
しかし、自身の内面で何かとても空虚なものを感じて
しまうのです。あたりまえですね。自分の中になかった
ものを、自分自身が表現しようとしているわけですから。
それでも、何度も何度もやり続けているとどうなるか?
何となく、わかった気になってくるのです。いつの間にか、
たとえほんの少しだけであっても、自分のものになって
いると感じられるということです。これが、「船井幸雄」を
学びはじめてからの、私の小さな小さな実感です。
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ひとりの人間が、誰かとまったく同じ経験を持つこと
はできません。だから、「あの人の生き方をマネて
みよう……」と思ってやり始めても、そもそもその
人に宿る精神や生きてきた歴史が異なっているので、
なかなか同じようにはいかないのです。
完全なる人間なんてひとりもいません。だから、
私たちの中に人間性向上を目指す成長エネルギー
が生まれるのだと思います。船井幸雄はいいます。
「人間だけが、学び、知ることのできる存在である」と。
人間が、人間だからこそ持てる特性です。大事にしない
といけません。
モノマネにも個性が出ます。歌手の森進一さんのモノマネ
でも、コロッケさんと清水アキラさんと栗田貫一さんがやる
のでは、まったく違った味になります。
ここに、重要なポイントがあるのです。結局のところ、
モノマネもその人の個性を通してしか表現されないと
いうことです。
目指すものや目指す姿に、まず自分の個性をかぶせて
みる必要があります。私もしっかり「船井幸雄」に学び、
「佐野浩一」という個性をかぶせて、少しでも成長できる
よう努力したいと思っています。
これからも、めざせ! 「船井幸雄」……!
(月刊フナイ☆メディアより転載)

