本物研だより

特集

第四回「人生に仕事に活用自在な「丹田」の話をいたしましょう」

前回、信頼と信用を深くして円滑な販売をすすめるVSOPのお話しをさせて頂きましてので、そのVSOPの基盤を造る「丹田」についてお話しいたしましょう。

本物研究所の社員の皆さんや代理店の皆様は、既に「丹田」という言葉をご存じのことと思います。ですが、ハテその正体を明確に説明できますか?、また「丹田」が生み出すパワーの活用は?となると、ほとんどの方は???になってしまうと思います。
私は約30年に渡って「丹田研究所」と名をうった会を主催しているくらいですから、「丹田」の専門家であり、造り上げた「丹田」を様々な場面で活用させる「タンデンパフォーマー」でもあります。実際に丹田が形成できると、人生が俄然面白く豊かになります。人間は誰しも長所と短所を併せ持っているわけですが、丹田の形成は自らの長所を自覚し、短所を気にならず劣等感がなくなります。
これはあくまで私見ですが、世間の営みをつらつら俯瞰してみますと、各々の短所をお互いが補って、それを飯の種として様々な職能が成り立っていることが理解できます。あまり完全に近い人間が多く世に出たのでは、一人で何でも出来るために多くの方が職を失い、世が不景気になります。欠点多き人間が多く息づいて大いに結構なのであります。

さて「丹田」の形成で得られる長所伸展の一面は、声が豊かに魅力を帯びることです。場に応じた姿勢が維持され、品性が保たれます。呼吸がユッタリして気持ちが落ち着きます。周囲の状況が感じられて臨機応変の才が発揮されます。等々、それらのパフォーマンスが自然に発現されることです。
私どもは丹田形成から生み出されるこのような力を「人間力」と表現しており、これらの効果こそ「VSOP」それ自体なのです。早い話が、丹田の形成は人生万事に、実に便利この上ない能力を活性化してくれるというわけです。私が若い時にハマッテいた阿波踊りに「踊るアホウに見るアホウ、おなじアホなら踊らにやぁ~そんそん!」という掛け声がありますが、丹田は心身で実践する学問であり、学んで後悔しない、充実した体系が基本から応用まで一貫しております。
さてそれでは「丹田物語」をさせていただきましょう

さて「丹田」の正体を解説させていただく前に、「急がば回れ」の喩えに従い、歴史のことから参りましょう。
先ずは「丹田」という意味からです。
「丹」とは「朱」を指して、生命力の象徴たる「太陽の輝き」を示しています。「田」は「力が生み出されるところ」という意味です。古代においては水銀の朱を不老長寿の表徴としたりして、仙道の一部では実際に水銀を飲むなどを行っていたとの記録があります。ここで仙道のことにも触れたいのですが、脱線しないうちに話を戻して、「丹田」とは「生命力が生み出されるところ」という意味になります。
人体には力を生み出すところが三箇所あります。眉間で知の座を表徴する「上丹田」。呼吸中枢で活動力の座である胸の「中丹田」。下腹部に位置し体力・気力・精力の座である「下丹田」です。通常、「丹田」と言えば下腹の「下丹田」を指します。この下丹田は丹田の核になる力の源で、「中丹田」も「上丹田」も「下丹田」が形成されないと働かないとされます。「下丹田」は「気海丹田」とか「臍下丹田」とも言われ、古代から現在に至るまで、武道、芸道、職能などの一流どころに伝承してきた学びです。それらの集団で指導者育成を目的としたり、普通の人が名人の領域に没入する時に必須の学びとする体系です。
武士の精神性形成に大きな役割をして、今だ日本人の精神の基盤となっているのが「禅」です。禅は中国特有の道教と仏教が融合して成立した宗教体系で、日本へは宋代に渡来したのですが、元朝成立前の南宋を滅ぼした時代に当時名僧として聞こえていた多くが日本へ亡命してきています。これは南宋消滅当時の日本で、それまで支配者であった貴族に代わって台頭した武士階級が積極的に後援者となったからです。この南宋前後の時代は芸術の爛熟期であり、禅仏教と共にあらゆる芸術が日本にもたらされ、足利から安土桃山に見られる百花絢爛たる芸術、漢学などの学問体系の基盤を形成します。
丹田の形成法もまた禅と共にあります。禅の修行法である「座禅」は静的丹田形成法で、対して私どもの裂帛の気合で形成する丹田法は動的、これを「武禅」、「動的禅」、「体育禅」と表現しています。この禅という体系は「不立文字」といって、文では表せないをモットーとしておりますが、禅ほど文献が多くある体系はありません。そんな事情もあるからか、現代においても禅の影響は広く根を下ろしています。特に精神や心を語る時、禅に触れずして答えることはできないくらい、日本人の心に深く根をおろしていると言えるのです。

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