本物研だより

特集

第五回「丹田物語 其の二」

先月、8月28日は私の63才の誕生日でした。
当日の昼は友人が参加している浅草サンバカーニバルに誘われ、夜は本物研究所で親しくお付き合いさせていただいている営業の方達と会食、誕生会を催していただきました。
その誕生会で、佐野社長様をはじめとする皆様方に励ましのコメント色紙をいただきました。皆様そろってお忙しい中でお気を使っていただきまして心よりの感謝でございます。
さて、前回に引き続いて「丹田物語 其の二」に入りましょう。私の稿では実学に軸足をおいておりますから、丹田の歴史的背景は前回で終了です。けれど、研究者へのアドバイスとしては、丹田物語、特に歴史に関しては、鎌倉幕府成立前後と南宋という芸術爛熟期の消滅前後、そして元寇に続く時代が学べる内容です。足利幕府に至ると腐っちゃってまるでダメ、あえて挙げよと言うのならば一休さんぐらいしか臨める方がおりません。「事実は小説よりも奇なり」であり、活学たる歴史はメチャ面白くなければなりません。その意味で学校の史学はブザー一押しです。
現代に続く庶民仏教の成立、さらに民衆が主役に躍り出た鎌倉期、為政者や武士階級に重んじられたハラの据え方と「丹田」、そして「禅」。さらに今に至るジャパニーズスピリッツの成立という結び目を解いてみたいと思われる方は個人でお調べください。この時代にこそ、我々の情動の奥深くに密かに息づいて無意識にワレをつき動かしている魂と言い、精神と言っている正体が垣間見えますよ。
人間は、「イザ鎌倉」というギリギリと追い込まれた時、命をかけるような決断を要する時に、ヒトや組織、権威などに頼ることなく、自らの中心にハラを据え突き進むならば、今も、後々も、共に、十分なる高貴な至福と十全たる満足感を得られるのです。
セミは土中で10年、地上で一日の生を送るといいます。されど、されど生命の内に働く禍福という本能は、今をどれだけ十全に息したか!でしょう。翻ってみれば、安閑とした人生には語る言葉もありませんよ。ね、ご同輩諸君!
この辺りのことをここに書いていると「丹田形成」本論から逸脱してしまいますので、これで終了とさせていただきます。

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