本物研だより

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第七回「丹田物語 其の四」

趣味や学びごとのうち人生に役に立つ内容は、精神か、肉体かを高め改造できるものだと思います。申すまでもありませんでしょうが、人生活性の学びにハウツーはありません。教えられて学ぶことも無意味で、すべてが自得と気づきの連続によることだけです。そこに心を揺さぶる大いなる感動があるからこそヒトは変わり、向上してゆけるのですからね。

それら人生活性の学びのうちでも、丹田形成の面白さは精神と肉体の両面を丸ごと改造可能なところにあります。なんたってVSOPなどは教育や教養などの蓄積ではとても無理で、もう一つの別次元の学びが必要だ!と、気づける方だけが、理解の深さだけ価値を持つ、それなりのVSOPを抱けます。

私共が学ばしていただいておりますのは、下腹腔に密に脊髄神経から分岐している「仙骨神経(腰椎四番五番から仙骨にかけて分岐)」を覚醒させ、その刺激を脊髄神経を遡上させて、生命中枢の脳幹部思考停止を行うための丹田形成です。何故このようなややっこしいことを述べるのか?と申しますと、物事の上達は目的を明確にして学ぶ!ことが重要だからです。そして物事の目的達成に至る節目のプロセルを、できるだけ明確することも、無理と無駄とを防ぐ要件となります。

それにかける費用対効果は仕事だけではなく学びにも同じです。情熱と冷静、実践と反省、は仕事も、万芸上達も、共に必須条件です。わかっちゃいるけど実際には難しい、とのため息は、頭でっかち度胸なしのヒトです。目の前の快楽や楽しさを蹴飛ばして、遠くに放り投げないかぎり、人生活性の学びは無理というものですよ。

私共の丹田形成法は「腰腹同量正中心の鍛錬」で、一般には『肥田式強健術』と申します。とても変わった鍛錬法です。何たって、広く使われているけれど本当の実体は謎の「気合」を活用して行うからです。だいたいですよ、人生を変える!運命を変える!心身丸ごと革命をおこす!さらには念力や予知などの潜在力を自由にする!などを本気になって、しごく真面目な顔をして実践しようというのならば、死にものぐるいの状態でやらなければ、とても無理というものです。

強健術はそれを入手する手段として学ぶ体系だからこそ気合が必須なのです。ここで「気合」の解剖学と生理学の要約を述べておきましょう。先ず解剖学的には四要諦でいい表します。それは「上半身が柔軟」、「重心は支持底面の中央に落ちる」、「上半身は地面から垂直」、「腰と腹とが同量」です。このうちで意識してもできないのが「上半身の柔軟」です。この上半身の柔軟状態は気合が極まらないと生まれないからです。さらに気合の生理学では「横隔膜のその場での大緊張」といいます。このいずれもが気合を学んでいないヒトには、何のこっちゃ~?と、いわれることばかりです。

「気合」は、気合それ自体が護身に使え、鍛錬に活用され、精神を奮い立たせるなどや健康向上、病気の治癒力活性などに活かせるヒトに内在されたパワー活力方法です。

気合が上達するにつけ、声が佳く通り若々しくなります。姿勢が堂々として雰囲気に活気が表れます。動作に緩みや弛みがなくなり俊敏になります。呼吸が深くなり内蔵が丈夫になります。その他にも内面や精神のあり方が変わり、人生の捉え方がそれまでとは大きく異なります。これらの変化は少しずつ起こり、だんだん自覚できるようになります。(つづく)

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