佐野浩一の夢つづり20201130
昔から「陰徳陽報」(=人知れず善行を積めば、必ずよい報いがある)といいます。その報いの本質は、自らの幸福感と心身の健康が得られることだと理解できます。年齢や性別、社会的な活動の種類との関連で掘り下げたところ、たとえば「近所のお年寄りの重い荷物を、家まで運んであげた」などのさりげない行動は、組織的なボランティア活動など「フォーマル」な奉仕活動よりも、全体的な幸福感と強く関連していることが示されました。若年層や現役世代は「他者への親切や社会的行動」によって、心身の健康も含め全体的に幸福感が高まるようです。コロナ禍もあって、さらにギスギスした世相ではありますが、「(お荷物を)お持ちましょうか?」「お手伝いしましょうか?」とささやかな手を差し伸べ合えることを大事にできたらと願います。
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