佐野浩一の夢つづり20211004
「袖振り合うも多生の縁」。「多生」とは、綿々と続く前世からのつながりを示しています。 道を行くとき、見知らぬ人と袖が触れ合う程度のことも前世からの因縁によるという意味から、どんな小さな事、ちょっとした人との交渉も偶然に起こるのではなく、すべて深い宿縁によって起こるのだということです。「同席対面五百生」という教えもよく似ています。私たちが一生の中で誰とどのように出会うかは、五百生(一生×500世代)前の先祖様によって決められているのです。そして、今私たちの目の前にいる人々との出会いによって、五百生後の世代の人が誰とどのような出会い方をするかが決められるのだそうです。だから、一期一会の気持ちで今の出会いを大切にしないといけないと痛感します。
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