佐野浩一の夢つづり20221031
美しいものに感動したとき、私たちは自分の判断に十分な自信を持っているので、それを裏付ける何かを必要としません。何らかの基準に頼ることなく、自分の意思で自由に判断する…。「これは美しい!」それだけです。客観的な根拠があるから美しいのではありません。何の理由もなく美しいと感じるからこそ、それは美しいのです。私たちは、いつもどこかしら、自分を疑いがちです。でも、美しさに感動している瞬間は、この疑いから解放されていることに気付きます。美に触れることで、自分の声に耳を傾けられるようになるからです。「美」に触れることは、自分自身の根っこと触れ合うことなんでしょうね。
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