佐野浩一の夢つづり20221219
親鸞聖人は、「邪見驕慢(じゃけんきょうまん)」という言葉を残しました。この心のあり方がピンチを引き起こす直接的な原因になることもたびたびありますので、常に己の心を省みることが大切です。また、欲望を完全になくすことは不可能ですが、生きていくためには、「欲望のデトックス」のようなことがたびたび必要になります。また、道元禅師が著された『正法眼蔵』の中に、「放てば手に満てり」という言葉が出てきます。これは、「古いモノを手放したら、新しいモノが手に入る」という意味ではありません。「欲望や執着を手放せば、大切なモノに気付き、それに満たされる」という意味が含まれているのです。
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