佐野浩一の夢つづり20230313
ドイツでは、持続可能性という言葉は、家電製品から食べ物などあらゆる商品、一戸建ての住宅、暖房、電力から金融サービスに至るまで使われています。暮らしに完全に浸透していて、持続可能性を考慮しない経済活動や消費活動はもはや考えられないと教わりました。エネルギーのグリーン化にも力を入れています。ドイツが毎年排出するCO2のうち、石炭・褐炭・天然ガスなどの化石燃料を燃やして発電する際に排出される発電CO2の比率が、約29%と最も高いからです。ちなみに、再生可能エネルギーからの電力が占める比率は、2021年末の時点で41.9%。1990年では3.6%だったので、31年間で11.6倍に増えたことになります。この結果、ドイツはCO2の排出量を大幅に減らすことに成功しました。
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