佐野浩一の夢つづり20230904
『発想の回路』の著者である中川諒氏は、同書につぎのように書いておられます。「アイデアは閃きではなく、いつも工夫から生まれる」と。そして工夫の出発点は、「うまくいかない状況」だということなのです。うまくいっていないからこそ、その状況を脱するために人は工夫しはじめます。工夫は3つのプロセスからできています。「うまくいかない⇨別の方法を考える⇨試してみる」この3つです。この工夫のプロセスの真ん中にある「別の方法を考える」が「アイデア」なのです。つい私たちは、「アイデア=おもしろい発想や思いがけない考え」と思いがですが、もっと地に足がついたものなんですね。
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