第二回 花山浩司のイキイキ健康ライフのコツ~自然にふれる~
こんにちは!
『健康第一!』という言葉をよく耳にしますが、“健康”のことをしっかりと考えたことはありますか?
大事なテーマですが、なかなか深く考える機会がない方が多いようです。そこで、今回は「カリカセラピPS-501 」のメーカー様であり、ご自身も病で壮絶な経験をされ、
その経験をもとに “健康”とは何かを全国各地で伝えられている、株式会社 済度・専務取締役の花山浩司さんに話を伺いました。
私が考える健康とは、
“病気を元気に戻せるカラダ”だと思います。
病気とは何でしょうか?本来は身体の機能が低下している状態だと思うのですが、現れた症状と病気を混同してしまい、原因を見ずに症状を抑える事にとらわれ過ぎているのではないでしょうか?
カラダは、絶妙なバランスでなりたっています。そのバランスを整えるために沢山の要因が有りますが、その中から以下の4つのポイントをご紹介します。
1・食生活
2・睡眠
3・カラダをあたためる
4・自然にふれる
この4つは、それぞれ相互に繋がっています。そのため、この中のいずれかを改善するだけでは効果はあまりあらわれません。毎日の生活の中で、それぞれを良くするように心がけることで効果があらわれてきます。
“2・睡眠”と“3.カラダをあたためる”ことについては、前回の記事でお伝えいたしましたので、
今回は“4.自然にふれる” についてお伝えいたします。
いま、健康のために身近でできることとしては何をしていますか?
ここ数年、身近にできることとして、病気にならないために菌やウィルスを殺菌するという事象が世間で多く見受けられます。
『抗菌』『殺菌』という言葉は、よく目にも耳にもしますよね。
でも、そうやって菌を寄せ付けず、病気にならないようにする方法は、本当に良いとは限らないようです。なぜなら、菌に触れることによりその菌に対して免疫ができて、カラダは強くなるからです。
最近のフィンランドの研究では犬を飼っている家庭で育つ赤ちゃんは、感染症や呼吸器疾患などにかかるリスクが減少するとの調査結果が、米小児科専門誌「ピディアトリクス」に掲載されました。
免疫も筋力と同じで使っていないと衰えてしまいます。生活習慣で免疫を高めることももちろん大切ですが、現代人の多くは免疫をつくりにくいカラダづくりをしてしまっているのではないかと思います。
例えば、『うがい薬は風邪に対する効果はない。』という話を聞いたことはありますか?
これは2005年に発表された研究で以下のことが発表されたことで話題となりました。
「風邪の予防には水でうがいをすることが効果的であることを、京都大保健管理センターの川村孝教授(内科学・疫学)らが全国調査で確かめた。水のうがいで風邪の発症率が4割低くなったが、ヨード液のうがいには明確な予防効果はなかったという。」
「風邪をひいた人への抗炎症薬(ロキソプロフェン)の効果も別の集団で調査。初期の重い症状を和らげる効果は認められたが、投薬しない人に比べ治癒が遅くなる傾向も見られ、“早く風邪を治したいから薬を飲み続けるのは考え直した方がいいのでは”(後藤雅史助手)という。」
京都大学健康科学センターHPより
殺菌した最初はいいですが、殺菌されたまっさらな無菌状態の場所には菌がつきやすく、そして繁殖しやすくなるのではないでしょうか?抗菌をすることで、新たな菌がつき繁殖してしまう可能性がある状態は、果たしていいのでしょうか?
殺菌しない、「水うがい」の方が風邪予防になるこの研究結果が参考になると思います。
以上のことから、風邪予防は、「抗菌」に重点をおくのではなく、シンプルに水うがいをすることを私はおススメします。
また、昔の子どもたちは、外で良く遊んでいました。
自然の川に入り、野山を裸足で走りまわり、草むらや林に秘密基地、公園で土を掘り、生き物に触れる・・・そんな光景が懐かしい人もいらっしゃるのではないでしょうか。
このような自然の中で、私たちは様々な菌と触れて生きてきました。
菌とふれるのは当たり前のことであり、本来ならば共生していけるものなのです。
そして、菌とふれることで癒される人もいます。
日本の中に、ココロが疲れてしまった方々に農業体験をしてもらったことで、ココロが癒されイキイキするようになってもらうといった取り組みがあります。
自然の中で活動することや、農業体験で自然の土の中にいる菌に触れたことが、イキイキに繋がったのではないかと考えられています。
菌に触れることで、その菌に対するカラダの免疫を高める可能性もあります。
「抗菌」「殺菌」を意識しすぎず、菌と共生できる生活ができれば、人にもやさしい生活となるかもしれませんね。
■□プロフィール□■
株式会社済度専務取締役
花山浩司
1961年大阪府生まれ
生まれつきアレルギー体質で、鼻炎、皮膚炎、粘膜炎、気管支炎などを発症。さまざまな薬物療法をするが全く効果がなく、26歳の時、突然白血球が5分の1に減少し倒れる。その後、免疫力がないため盲腸炎になり手術。しかし、縫合箇所から感染症をおこし、数年間に15回の手術を繰り返す。なかなか回復の見込みが絶たず、精神的にも肉体的にも限界の時、パパイア発酵食品を勧められ、食べた翌日からはっきりと改善を感じ、その後数ヶ月で回復する。その経験から本当の健康のことを考えるようになり、それから17年、パパイア発酵食品である「カリカセラピ」を多くの方々に知っていただくことで、その方が本来持っている自分の力を知ってほしいと東奔西走の日々を送っている。
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