本物研だより

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第2回・山本菊江が伝える 基本の歩き方

以前イタリア人の友人に聞かれたショッキングな質問があります。
「日本の若い女性は毎日パーティがあるの?そして、なんでよろよろしてまでハイヒールを履いているの?」
「ひぇ~、そんなことを思っているなんて!!」と、驚いたのですが、確かに、通勤時にヒールを履いて、背中を丸めて、ダラダラ歩きをしている女性多いですよね。しかも、姿勢の悪さまで指摘されてしまい、なんだか恥ずかしい気持ちになったものです・・・・・・。

イタリアでハイヒールは、基本的にはフォーマルな場所で履くものです。古い町並みのゴツゴツした不安定な石畳をハイヒールで歩くことはとっても難しいものです。しかも、ハイヒールを履きこなすのは、マナーや立ち居振る舞いを身に着けている女性。パーティやレストランでの食事などフォーマルな特別な大人の場です。
現地まで車で出かけていき、絨毯の上をさっそうと歩き、女性を美しく見せるのがハイヒールという靴の役割

そんなことを言っても、ヒールのある靴をさっそうと履きこなしたいのが女心!!そうであれば、歩き方をマスターすることが大切です!!ハイヒールは女性の脚を美しく見せてくれる反面、安定性には欠けるので、体重を支える足首への衝撃や事故が多いのです。そのため、我流で歩くことほど危険なことはないです。また、歩き方から生じる足のトラブルから、肩こり、そして冷え性にまで及んでしまう可能性もあります。

第二回目の今回は、基本の歩き方をお伝えします。

 

ポイントは3つ
1:腰から歩く
2:股関節に乗る感覚持つ。
3:背中を意識する

先ずは、下の2枚の写真を見比べてくださいね。
右と左どちらが、美しい歩き姿勢でしょうか?


ほとんど同じ歩幅で、同じ一歩を踏み出してしても、受ける印象は全く違いますよね!!

その違いは・・・・・・
左1・2写真は、足の付根の下だけを一歩踏み出している状態。
右1・2の写真は、腰から一歩踏み出した状態。

ちょっとした違いが、こんなにも印象を変えてしまうと、知っていましたか?
右の写真はウエストまで細く見え、お尻もUPされていますよね?!

町中の女性をみていると、残念ながら、大半の女性が右側の写真の歩き方です。だからこそ、この歩き方を身につけたらひときわ光る存在になりますね。誰もが知っている女優さんは、背中の印象がとっても美しく背中にメリハリがあるので、テレビや雑誌でチェックしてみてください。

 

では、実際の歩き方です。
1:腰から1歩を踏み出します。

腰から踏み出すことで、股間節に自分の身体が乗って脚がスムーズに運びます。
最初は、腰を突き出して歩いている感覚かもしれませんが、腰から歩くと、後ろに蹴り上げる動きが出て
自然と流れるような体重移動になり、エレガントな歩き方になります。


(写真A)

では、次に腕の使い方と足元のポイントをお伝えします。

■腕の使い方
脚と同じ感覚です。肩から下の腕を振るのではなく、肩甲骨から動かして腕を後ろに引きます。
腕から下だけを振ると、まるで運動会の行進のようですね。(左2写真参照)
元気な印象を与えるときにはいいのですが、エレガントな印象を与えるときには、腕を後ろに引くことで
腕の動きがしなやかで美しく見えます。
※前面の縦ラインより指先が出ないことがポイントです。(写真A参照)

先ずはご自宅で鏡をみてチェックしたり、家族の方に写真をとってもらってチェックして
みてはいかがでしょうか?

 

■足元のポイント

 一本のラインに沿うように歩きます。
その時に、膝の内側同士が触れるようにしてから一歩踏み出し、着地はつま先から入り
拇指球(足の親指の付け根)に体重が乗るようにします。

以上が、基本的な歩き方です。

写真を参考に、ぜひ皆様も実践してみて下さい!

■□■プロフィール■□■

山本菊江
ギフト(個性)コンサルタント
インテリアコーディネーター・2級建築士の資格を習得し、住宅・不動産関連の企業に10年間勤務。その間に出会った「ウォーキングレッスン」がきっかけで、自身が蓋をしていた女性らしさの輝きを取り戻す。また、人の姿勢や歩き方に隠れた個性が見えてくることに気づき、人が本来持つ個性を引き出すことに特化したプログラムを提供。【あるがままに生きる社会文化を創る】というビジョンに向けて、現在は、隠れた個性を発見して、発揮する「ギフトトレーニング」を提供。ギフトトレーニングについてはBBリーダーズジャパン
http://www.bblj.co.jp/ウォーキングレッスンについてのお問い合せ
http://www.facebook.com/kikue.yamamoto

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