佐野浩一の夢つづり20230529
「メラビアンの法則」によると、私たちの会話、コミュニケーションの中で、言葉が占める割合は、本当にわずかで、たったの7%しかないそうです。あとの93%の中身は、23%は声や抑揚、そして残りの70%ほどが、身振りや顔の表情、態度によって伝達させるということなのです
佐野浩一の夢つづり20230522
出口光さんに教えていただいたことです。志は、「立てる」といいます。夢は、「叶う」といいます。「立てる」という意味を辞書で引くと、「価値観を変える」という意味があります。「志は」、世の中の価値観を変えるほどのものだということになります。一方、「叶う」とは、神に願
佐野浩一の夢つづり20230515
現代人の幸福度は選択肢が多すぎることで下がっていますが、だからといって選択肢を強制的に減らしたり、自由が制限された前近代の社会に戻したりすることはできません。こうして私たちの人生は、選択と後悔の繰り返しになりました。とはいえ、「満足度を最大化するのではなく、後
佐野浩一の夢つづり20230508
同じ仕事をするのであれば、報酬が高い方がコスパがいいことになります。同じ報酬なら、安定していた方がリスパが高いわけです。でも、人的資本の場合は、ここに「やりがい」や「自分らしさ」という心理的要素が加わります。報酬が低くてもやりがいのある仕事もあります。人的資本
佐野浩一の夢つづり20230501
私たちはみんな、「面白い」ことが好きです。その「面白い」ことを実践する、あるいは経験することは 人生の愉しみといってよいと思います。ところで、この「面白い」という言葉の語源は、実は日本最古の歴史書である古事記の記述にさかのぼります。これは、出口光さんに教えてい
佐野浩一の夢つづり20230424
課題に対し、「他の人が思いつく方法(=正解)」を仮定したうえで、それを上回る「自分らしい打ち手(=別解)」を考える力、それが「別解力」です。若い起業家たちと話していると、いかに自身の思考が陳腐化しているか痛感します。その分、とんでもない学びと発見があります。こ
佐野浩一の夢つづり20230417
20年以上にわたって、「舩井流」と新たに台頭してきた「企業家マインド」を持った人たちの思考から学んだことを整理したのがつぎのポイントです。1.発見力=目標を達成するために、解くべき問題を「発見」する力、2.別解力=「自分らしく」「優れた」「別の」やり方を組み合
佐野浩一の夢つづり20230410
「うれしいね!」が口グセの方がいます。まるで挨拶かのように言います。自分がうれしいかどうかなんて、別に言わなくてもいいことです。相手だってわかりきったことかもしれません……。けれど、いちいち言葉に出して言うのです。その様子から、ほんとうにそう思っているのが伝わ
佐野浩一の夢つづり20230403
なぜか「言わなくてもわかる」と思い込んでしまっていることが多いように思います。 仕事や学校、家族、人とのかかわりで起こるいざこざを客観的に観察してみると、ほぼコミュニケーションに起因していて、「言葉にしていない」ことが原因のものもかなりあるように思います。「普
佐野浩一の夢つづり20230327
ドイツ連邦環境局(UBA)は「環境破壊に対する対策を取らなければ、気候変動と生物多様性の喪失が引き起こす損害の総額は、2050年には世界のGDPの1/4に達する」とも予測しています。要は、地球環境を守るということが道義的な理由だけでなく、経済合理性の面でも必要